【SDGs】ドラえもん　のび太のアニマル惑星

2023.02.17更新

Amazonプライムビデオでドラえもんの映画が配信されました！
大山のぶ代さんのドラえもん映画を時々見返したくなるのは昭和生まれの性でしょうか？
数年ほど前に一通りのドラえもん映画を見ましたが、あれから親になった今になり見返したらどんなことを想い考えるのか楽しみです！

まず、始めに見たのはアニマル惑星(アニマルプラネット)です。
小学校低学年の頃にテレビで放映されたのをビデオで録画したのが家にありました！
ただ、ビデオ録画あるあるなのか最後の方でビデオの録画できる時間がなくなりエンディングはわからず終い💦
恐ろしい敵が現れるのまでは記憶に残っているけれど、どんな戦いを経てどんな解決をするのか？見返したはずなのに覚えていません笑
大人になってからの記憶より何故か子供の頃の記憶が残っているのは私だけでしょうか？

アニマル惑星の世界観

ピンクの不思議な煙の中をのび太が歩いているところから始まる今作。
煙を抜けるとそこには深い森が。
森を進むと人間のように進化した犬と出会う。

不思議な煙で繋がった動物が住む惑星。
自然が豊かでほのぼのとしている。
この星の世界観はほとんどどうぶつの森です笑

ドラえもんとSDGs

調べてみると1990年3月の作品です。
学校の裏山を開発してゴルフ場にする話からのび太のママは署名を集めて反対運動をします。
今世界で起こっている環境破壊についてママが勉強して説明してくれました。
世界で切られている森の面積は毎年、日本の面積の半分。
砂漠化はどんどん進み作物も作れずアフリカで食糧難になっているのは3,000万人いる。
エネルギーの使いすぎも問題で石油を使いすぎて炭酸ガスが増えて地球の天気がおかしくなる。
植物だけでなく住処をなくした動物や水を汚された魚達。
様々な命が消えていっている。

そのためには資源や食べ物、エネルギーを無駄にしないようにとのび太とドラえもんを諭す。

今SDGｓと世界で言っていることを30年も前からドラえもんでは言っていることに驚いた。
ドラえもんを子供の頃に見ていて、少なからず影響があってカヌーを通して環境を子供達と一緒に考え行動する生活になっている。
富士川のゴミの量には怒りを覚えることも多いけど、このアニマルプラネットを今回見てもっと行動を起こして綺麗な川を次の世代に繋げたいとより一層思う。
そして、いつの間にか同世代になってしまったママが環境問題について勉強する姿勢を見させてもらった。
今回のママのように学んで行動していきたい。

今回の好きなドラえもんの道具

・ミノムシ式寝袋
・カツ丼入り圧縮非常食
・泥水浄水器
・糸なし電話
・製法用花火
・ミニカラオケセット歌詞カード付き
これらをコンパクトケースに入れてくれた。
これでワクワクしないわけがない！
花火だけは何用花火なのか聞き取れなかった笑

ドラえもんと倫理観

のび太の夢のような話をドラえもん、スネ夫、ジャイアンは笑っていた。
二日目の夜にのび太の家に現れたピンクの煙。
のび太はそのピンクの煙の中に飛び込みアニマル惑星へ一人でもう一度向かう。
煙を抜けると台風のような天候の中でピンチになるのび太をドラえもんが助けに来た。
「僕は謝らなくてはいけない。絵本のような世界だとバカにしたのに、本当にこのどこでもがくがあったとは。」とドラえもん。
すぐに反省して謝るドラえもんの人間性??が素晴らしすぎる。

嵐の中で筏に乗ってドラえもん達に助けられたチッポ。
チッポのお父さんはチッポと会うなり倒れるほどのビンタ。
「全く悪い子だ！いつもいつも皆に心配かけて。」と
この時代だから許されたビンタなのだろうか？
チッポの無事を確認してにこやかに去る捜索隊にお礼を言うお父さんは好感が持てる。
教育の考え方の変わり方が感じられる。