ナルトの中忍試験からカヌーの危機管理を学ぶ

ナルトの中忍試験からカヌーの危機管理を学ぶ

こんにちは、かわいいカヌークラブのコーチです。

今日は、漫画「NARUTO」の中忍試験第二試験のエピソードから、カヌーの危機管理について深く学んでいきます。この記事を読むことでカヌーをする上で自分や仲間の命を守りながら楽しむためにどのような考え方、行動をとるべきか?がわかります。

NARUTOとカヌーの共通点

1.冷静さを保つ

中忍試験第二試験は、死の森林と呼ばれる危険な場所を突破するサバイバル試験です。カヌーも自然を相手にするアクティビティであり、急流や転覆などの危険な状況に遭遇する可能性があります。

いずれの場合も、慌てずに冷静な判断を下すことが重要です。焦れば判断力が鈍り、さらに危険な状況に陥る可能性が高くなります。

川を下っていても突如、大きな岩や高い波に遭遇することがあります。そんな時にビビってしまい動けなくなると岩にカヌーを張り付かせたり、波に飲まれることがあります。最悪の状況でこそ瞬時に判断し行動をすることで助かることがあります。

周囲の状況を把握する

中忍試験第二試験では、敵の動きや地形、天候などの情報を常に把握する必要があります。カヌーでも、水流の変化や天候の悪化など、周囲の状況を常に把握し、危険を察知することが重要です。

状況を把握していないと、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれる可能性があります。

カヌーポロをやっていると半径15mの味方、相手の選手がどの向きでどのような行動をとっていくのか?すべてを把握して行動します。そんなこともあり、ワイルドウォーターを始めた時でも先の状況をいち早く情報を得て行動することができました。川の流れの向きや波の形などからより速く漕ぎ抜けるための判断をします。

仲間との連携

中忍試験第二試験は、チームで協力して突破する必要があります。カヌーも複数人で乗る場合は、互いに声を掛け合い、協力して安全に航行する必要があります。

仲間との連携がうまくいかないと、事故やトラブルが発生した際に対応が遅れてしまう可能性があります。

川では自分だけが漕げて安全ならOKというわけにはいきません。川での練習をする時には一緒に練習する選手同士で良い練習をすること。泳いだ人が居た場合の対処などチームでの連携を取ります。

事前準備

中忍試験第二試験では、事前に必要な情報収集や体力作りをする必要があります。カヌーでも、安全装備の準備や練習など、事前の準備が重要です。

準備不足は、事故やトラブル発生のリスクを高めます。

自分が普段使っている道具類がどのような状態なのか?自分の身体のコンディションは?川の水量と比較した時に漕げる状況か?

日が変わり水温、水量、気温などが変わったら波の形も流れの方向も変わってくる。同じ川で安全に漕げたことがあっても日々、変化があります。自分の体調を万全にし、道具をしっかりと管理し、川の状況を把握しましょう。

自身の限界を知る

中忍試験第二試験は、自分の能力を超えた挑戦は危険です。カヌーも、自分の体力や技術に自信がない場合は、無理なコースに挑戦せず、安全を第一に考えることが重要です。

自身の限界を超えると、重大な事故に繋がる可能性があります。

台風の後に漕ぎに行ったことがあります。増水して普段漕げない場所も漕げました。その時には自分のレベルで十分漕いで楽しめる水量でした。ある増水した日に同じように遊びに行きましたが、想像以上の水量で完全に自分の実力では漕げない水量でした。限界をギリギリ超えない水量でなんとか命があります。自分の限界は挑戦したくなることもありますが、無理のない範囲で楽しみましょう。

中忍の心得

“天”無くば智を識り機に備え

“地”無くば野を駆け利を求めん

天地双書を開かば危動は正道に帰す

天とは頭を指していて、知識不足なら情報を得ましょう。地とは身体を指していて、体力がなければストレッチや筋トレなどしましょう。両方備われば危険な任務も安全になる。

ナルトでは忍者アカデミーを卒業し下忍になります。下忍は上忍の元で簡単な任務から始めて少しずつ成長していきます。カヌーでも同じようにカヌーができる人の元で安全な流れのない池や湖で始めて回数を重ね、学び身体を鍛えリスク管理ができる選手になっていきます。

学び

これらの共通点から、以下の学びを得ることができます。

  • 危機管理には、冷静さ、状況把握、連携、事前準備、自己認識が重要である。
  • これらの要素は、NARUTOの中忍試験第二試験とカヌーの両方に共通して求められる。
  • これらの要素を意識することで、様々な場面で危機を回避し、安全に行動することができる。

まとめ

NARUTOの中忍試験第二試験とカヌーは、一見全く異なる活動のように見えますが、危機管理という共通点があります。これらの共通点から学ぶことで、様々な場面で安全に行動するためのヒントを得ることができます。

情報は探し出す目を持っていればどんなことにも学びがあります。漫画やアニメだからと色眼鏡で見ることをせずにこの世の真理を見れる目を持ちましょう。

白眼

中二病のコーチでした。

参考情報

  • 漫画「NARUTO」 13巻 – 16巻
  • アニメ「NARUTO」 32話 – 56話