カヌー屋が子育てを考える。

カヌー屋が子育てを考える。

暖かくなるとカヌー場でカヌーの乗り方を教えてます。

おかげさまで多くのご家族と接する機会があります。

子供達とも楽しく遊ぶ機会も多いです。

今回は子供の成長と子供に対してカヌーがどのような影響があるのか普段考えてることをまとめてみた。

子供はなにをやっていいの?

木を登る。→ダメ
水溜まりでジャンプ。→ダメ
崖を登る。→ダメ
河原に降りる。→ダメ
山に入る。→ダメ
草むらに入る。→ダメ

今の子供は何もできなくなってしまった。。。
やりたいことを誰かに止められる。
大人から見たらあぶないと思ってしまうこともそりゃある。
でも、幼児は体が軽い上に持久筋の塊。
いろんなことに興味を持ってやったことないをやって神経を繋ぐ作業中。
本人達もまずやってみてダメそうだったらやめる。
意外に現実派なんだろうなぁ。
昭和では良しとされてきたことも平成ではできなくなってしまったことって多いよね。。。
悪いことがなくなったものもあるけどいいことがなくなることもあって残念。
最終的に子供がやることってゲームするかタブレットいじるしかそりゃなくなるよね…

子供の頃にしておきたい経験1選!

これだけは子供に関わる全大人にお願したい!
子供にさせてあげたい経験は一つだけ!
それは・・・

失敗!
子供は全てのことが初めての経験!

大人ですら初めてのことを上手くやるのは難しい!

「子供が7才なんですがカヌーはできますか?」

この質問がものすごく多いけど少し一緒に考えてもらいたい。

生まれてからできることだけやらしてみるとしましょう!

あかちゃんにできることは何だろうか?

泣く、呼吸、ミルクを飲む、手足を動かす。

まぁこの位だろうか?

あかちゃんは凄いもので勝手に寝返りができるようになってハイハイを覚え立ち上がり歩き始める!

今までやったことないのに!

もしできることだけさせていたら寝たきりで一生を過ごしてしまう。

赤ちゃんは誰に言われるわけでもなく日々挑戦と失敗を繰り返しできた時の両親の笑顔をエネルギーに成長を続ける。

これがいつの間にか大人からこの挑戦を止められる。

やったことないことをやる力は大人よりも子供の方が強い。

どうかその長所を潰さないような声の掛け方、見守り方をしてもらいたい。

そこに楽しみやできた時の喜びそれまでの努力、不安、緊張などなど。

成長に必要ないろんなことはこの失敗から学べる。
失敗する経験をさせてあげる。
これはもはや大人の役割。
自分の子だけではなくお客さんや友達の子供とか関係なく失敗を何度も何度もさせてあげる。

失敗を知らないまま大人になると

褒められておだてられてできることだけをして育った子供はどんな大人になるのだろうか?
生きていくためには仕事をしてお金を稼がなければいけない。
この仕事では場所にもよるが親切に仕事のすべてを教えてくれる所は少ないんじゃないかなぁ?
大半は考えて行動して仕事をこなすことになる。
ここでやったことないことをやってきたかやってこなかったかが分かれてくるだろう。
失敗した時も違ってくる。
失敗から学べばいいか!と考えるか、失敗してしまったぁ(´;ω;`)ウゥゥとなるか。

次回予告

冬だろうが川だろうがなんとかうちの息子に川遊びやカヤックに乗せたいって声がかかったのでお休みを合わせてカヤックに乗せることになった。

子供の成長を綴ってみます♪

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