それは自分の感覚でしかわからないもの

それは自分の感覚でしかわからないもの

土曜日はスノボー
日曜日はカヌー川下り
と寒さに負けず
コロナに負けず
元気に遊んでいます。
○千葉県知事杯カヌー大会でパドルが早々に折れた金パパが書いてくれました。

次男のチャレンジに寄り添って気づく

次男は補助輪付きの自転車に乗り始め、
とっても楽しそうに毎日毎日
ゆっくりゆっくり自転車をこいでいます。

スノボー、カヌー、自転車。

どれも全ては感覚で覚えていくもの。

「こうやったらいい。」
「ああやったらいい。」

言われれば言われるほど、

「そう言われたってできん!」
「頭では理解できても、体が動かん!」

「もういろいろ言わないで!」

そんなふうにつまらなくなってしまうかもしれません。

自分の感覚と兄の変化

1月30日のカヌー練習では、
自分自身、
最近では、川の流れが強めのところに入っていっては、
流されずに対岸に渡る練習、
その場で耐える練習、
船の向きを流れに合わせて入り込む練習
など積極的にできている。
コーチ方のアドバイスを聞いて、
少しづつ感覚が育っていく。
以前よりも流れに対する恐怖心も和らいでいる。

息子も然り。
川の練習自体に恐怖心があり、参加を悩んでいた。
しかし今は、「たーのしーーー!」と言いながら、
川を下る。
ダクダクとなっっている箇所を楽しむ姿。
ジャットコースターには乗らないけど、
これは違うんだって。(私は水のほうが怖いと思うが)

流れに入る練習やエディ(淀み)に入る練習をも
少しづつ前向きに取り組むようになっている。
以前は、エディでずっと止まっていたような。

危ない、怖いカヌーの練習を支えるものは?

怖さの中にも楽しさがある感覚
辛さの先の喜びに手が届きそうな感覚
今よりもちょっと進むために
小さく小さく
楽しいの火が消えない方法で
続けていくのが正解かもしれませんね。

楽しいの見つけ方は、
その競技だけではないかもしれません

運動中の雑談、
運動後のチャンバラ、
疲れたときの温かいラーメン。
焚き火と焼き芋。

ゆとりとご褒美も忘れずに。

父の原点に返る

で、最後に本気になってくると忘れがちなこと。
「俺は、なんのためにこれをしてるんだっけ?」
または、
「息子にどうなってほしいんだっけ?」
本来の目標を忘れないようにしたい。
楽しい、元気、健康、丈夫、アクティブ。
そのバロメーターは「笑顔」
素敵な”今”を積み重ねていくこと
素敵な”思い出”を作ること
そして未来への”希望”を持つこと

帰り道の車中、ぐったり寝ている姿を見ると、
「今日も一日よく頑張った。いい一日だったね。」
親として安心するのである。

今日は月曜日。
楽しかった思い出と筋肉痛とともに、さぁ出勤。

コーチのガタガタ

記事が送られてきて思いつくまま書いているこのガタガタコーナー。
記事を読んでいて心が温まる想いをしながら書き始める。
書き始めたはいいもののこの記事に関しては書けば書くほど無粋ではないか?
そうは思っていても想いがはち切れんばかり膨れ上がるのでガタガタがスタートします笑

コーチの脱線

当然のことながら親は子供よりも早く生まれているばっかりに子供の成長の過程で良かれと思ってあれやこれやと助言を言ってしまう。
受けての子供としては親が良かれと思って言ったことでも良い方に受け取るとは限らない。
情報処理がキャパオーバーしてしまうのかもしれない。
この子供の初めてのことにチャレンジして周りから色々言われる体験をカヌーでは体験できる笑
言われたことを理解ができたとしてもそれが必ずしも上手くできるわけではない。
金パパに対して僕の教え方は世に言うコーチングとはかけ離れているかもしれない。
「ちょっと見てて」とだけ言って、波に乗って「こう!」
もちろんこんな教え方だと始めからかすりもしない位うまくはいかない。
【ただのこの物事をやれるようになること】を目的としていたら、伝わるように説明もできる。
でもね、なんだかよくわからない物事【次男君であれば自転車やスノボー、金パパであればカヌーの波乗り】をやってみて自分で分析して経験を元にまたやって修正して考え成功までのプロセスを踏む。
この経験は全てをホワイトボードに記入して箇条書して説明してしまえば理解が早いかもしれない。
だけど、それって楽しいか?
小学校から高校まで12年間、黒板に書かれたことで今思い出せる事がいくつあるだろう?
情報をあえて伝えないというのもコーチングの一つ。
最近聞いている「7つの習慣」でもシャッターのタイミングを巡ってあーだこーだ言うエピソードがあったのを思い出させる。

子供にカヌーを教えられると逆に教えられることが多い。
安全管理を求められることが多いカヌーだけど【危険】について説明すればするほど、意識も危険に持っていかれて危険が増すことも多い。
特に子供を相手にしているとそんな場面も増えてくる。
逆にどうやったら楽しく上手くできるのか?に焦点を当ててあげる。
失敗した場合のポイントもギュッとして付け加えるとなお良し!
誤解を恐れずに言うのであれば「カヌーを含めて何もかもに危ないと言うなら布団にくるまって寝てればいい。」
中長期的に見て本当に危ないのは何もしないこと。

コーチの原点に返る

ここまで書いて金パパの記事内容からかなり脱線していることがわかる笑
消そうか残そうか悩むが見出しに【コーチの脱線】と書いておけば全て解決!
コーチが大事にしていることは何かと原点に返るとするならば

・危険はもちろんあるけど、上手にリスクをコントロールして人生で貴重な経験を体験する
・何を伝えたら子供達がより成長するのか?ビリヤードの玉を打つような言葉の発し方を考える。

カヌーは本当に危ないからだからこそ学びが多いと実感している。
川を下っている時の表情を見ていると日常では見られない表情をしている。
もちろん、ビビっている時もある笑
今の子供達がカヌーを通してどんな成長をしていくのか?10年後20年後が楽しみ。

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