【2023年】あなたが使っているライフジャケットやヘルメットはカヌースラロームで使えません‼

【2023年】あなたが使っているライフジャケットやヘルメットはカヌースラロームで使えません‼

山梨県代表としてカヌーワイルドウォーターの選手をしつつ、近所の子供達がカヌーを楽しめるかわいいカヌークラブのコーチをしています。私自身はワイルドウォーターの他にスラロームもやります。2022年のジャパンカップに出た時にライフジャケットの点検をしてもらうのですが、「来年から競技で使えないライフジャケットが出てきます。詳しくはHPで確認できます。」と教えてもらえました。

日本カヌー連盟のHP

日本カヌー連盟のHPで確認してみたところどこを探してもライフジャケットのリストは出て来ない。同じように困っている人もいるかと思ってここにまとめておきます。

次の大会で確認したところ日本カヌー連盟はICF(International canoe federation)のルールに則って行われています。ICFのHPに記載されているとのことでした。

2023年から使えるライフジャケット、ヘルメットのリスト

ICFのHPで2023年から使えるライフジャケットとヘルメットのリストを調べていて迷子になりつつグーグル翻訳ですべて日本語にしつつ探し出しました。

大会で使用できるライフジャケットとヘルメットの一覧があることろはこちらになります。

使えるライフジャケットの他にヘルメットの一覧もありました!運営側としても万が一の時にこれなら大丈夫というものを使ってもらう必要がありますね。

実際に必要なライフジャケットの要件として言われていたのは肩紐があってレスキューをする人がつかめる物ということが言われていました。最近になってゲートの接触を極力避けるためにライフジャケットがウェアとくっついていて肩紐がない物が出ていました。2023年からはウェアとくっついている物でも肩紐がある物だけ仕様が可能なようです。

国体会場であった話

国民体育大会の川のカヌー競技では試合日の前2日間で安全基準や商標を確認されました。安全基準と商標についてそれぞれ注意事を記載します。どちらも日本カヌー連盟の競技規則に記載されています。

日本カヌー連盟HP>競技規則

安全基準について

CEマークをご存知ですか?EU加盟国で安全基準を満たすマークです。大会ではこちらのマークが確認されました。私の物は大丈夫でしたが、昔から使っている人の中には一見、同じ物でもCEマークが入っていない物もありました。幸いワイルドウォーターの競技日とスラロームの競技日が違っていて貸し借りで競技をすることができました。

ライフジャケットについては6.12kgの浮力があればOKです。大会では検艇の時間に参加者全員のライフジャケットの浮力を検査します。水の入った樽にライフジャケットを浮かばせ6.12kgの重りを載せて沈まないかチェックします。

商標の注意事項について

ジャパンカップや日本選手権だと商標が条件付きでつけることができる。ただ、国民体育大会においては商標をカヌーやパドルなどにステッカーで貼っていてはいけない。

● 艇は、コーミングの前後40cm以内のデッキ、ボトムには入れることができ
ない。C-2においては前漕者のコーミングの前後40cm以内のデッキ、ボト
ムにはいれることができない。
● ヘルメットは正面10×10cm以内には入れることができない。
● パドルは、Kにおいては左側、Cにおいては外側に入れることができない。

公益社団法人 日本カヌー連盟 HP 引用

参加時に言われたのは製造元の名前は記載してOK。ロゴはNGでした。私のカヤックではKick The Wave.comと書いてあるステッカーの.comは認められず剥がす。Kick The Waveの赤いロゴステッカーを剥がすもしくはガムテープで隠さなければならない。

これらを2022年末に調べていて気づいたことがある。大会の時にはウェアやライフジャケットについても厳しく商標が認められず油性マジックで消したりガムテープを貼らなければ失格とのことだった。しかし、ルールを確認してみるとどこにもウェアについては書かれていない。国民体育大会の共通ルールになのかもしれないが見つけることはできなかった。

カヌースラローム競技用の道具はどこで買ったらいいの?

インターネットが普及した今でさえ競技用の道具を購入しようと探してみてもなかなか見つかりません。これではカヌー競技を始めようと思ってもどこに入り口があるかもわかりません。わかる限りの購入先をここに記しておきます。

カヌーショップタマゾン

〒198-0173 青梅市御岳本町(みたけほんちょう)265にリバーハウスを構えるタマゾンさん。青梅駅から徒歩5分位のところにあります。こちらにはレジャー用から競技用までありとあらゆる道具が揃っています。どこもそうですが、競技用のカヤックについては受注発注になります。

カヌーショップHPはこちらです。

ウルトラC

カヌー競技専門で道具の輸入販売をしています。何度かカヌー用品を購入したことがあります。HPでは売り切れになっていますがフェイスブックでメッセージを送ると親切に答えてくれます。

ウルトラCのフェイスブックページはこちらです。

松井カヌー店

世界のどこのカヌーでも仕入れてくるカヌー屋さん。私は子供用のスラローム艇を購入させていただきました。その他にもいろんなカヌー用品を輸入しています。こちらもフェイスブックで連絡するのが良さそうです。

松井カヌー店のフェイスブックページはこちらです。

日本カヌー連盟公認

日本カヌー連盟の大会に出場するためには、カヌーには公認シール。ライフジャケットには公認タグが必要です。

カヌー公認シール

公認シールには2種類あります。

カヌーを購入したら最初に貼る日本カヌー連盟の公認シール。最近ではシールの周りに月の数字が書いてあり登録した月から3年使用できます。

2つ目は更新シール。こちらも同じように更新月から3年間有効です。

ライフジャケットのタグ

ライフジャケットの浮力の検査以外に公認のタグが必要です。大会の時に購入できます。私の時には1100円だったような気がしますが値上がりしているかもしれません。

一度、買うとほぼずっと使っています。劣化していると認められない場合があるので日の当たらない所に縫い付けています。

大会に行くと必ず誰か裁縫セットを持っているのであちこちに声をかけてお願いしつつ選手仲間を増やすのがおすすめです。

そして、次の大会では裁縫セットを買っておいて検定で困っている人がいたら手を差し伸べてあげる。そうやって選手がどんどん楽しめていけたら嬉しいですね^^

まとめ

かわいいカヌークラブでは子供達が競技に出る時にはmont-bellでライフジャケットを買おうと思っていました。ただ、このままではスラロームの競技に関してはリスト以外のライフジャケットでは参加できないのでこれからスラロームに挑戦する人は購入する時に注意をしなくてはいけませんね。アクティビティとしてのんびりとカヌーを楽しむのもいいですが、競技として自分の限界に挑みライバルと競い合うのはまた別の楽しさがあります。

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